山行報告
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○場所 : | エベレスト街道 |
○日程 : | 2013年4月22日 〜 5月7日 |
○パーティ : | L鈴木輝男、富士子 ガイド:アンツェリン、コック1名、キッチンボーイ1名、スタッフ2名、ポーター6名・・・計13名 |
○コース : | カトマンズ〜ルクラ〜ナムチェ〜タンボチェ〜パンボチェ〜デインボチェ〜チュクン |
○天候 : | 毎日の朝は晴れ 日中高曇り 夜霧雨(寒い)...5月3日のみ午後から にわか雨 |
ここはベリチェへ続く4200m地点の草原 | チュクン4800m地点から ローツェ峯 |
タンボチェに眠る加藤保男さんの ケルン | ディンボチェの丘、4600m寒風吹きさらしの中アイランドピークを背景に ...右にマカルーが見える |
HEV部屋〜エベレスト峯 2013年は初登頂60年の年になります 三浦雄一郎さんが80歳の登頂を目指しています |
タンボチェ寺院の前から、エベレスト峯、ローチェ峯 |
富士子記
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来て良かった...登れて良かった...間近に遙拝した神々に感激しました。 |
2013/4/23
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昼過ぎカトマンズ トリブバン空港到着。 ホテルに荷物を置くと 早速 市内見物に行く スワヤンプナート寺院、ダルバール広場に行く。野良犬が多い、行く前に、医者から注意有り、インド、ネパールは、未だに狂犬病発生率が高いので、気をつける事。 |
2013/4/24
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AM6:15 16人乗りの飛行機でエベレスト登山の玄関口、ルクラへ 窓からは、怖いような山脈が見えてきた。40分ほどでルクラ着。ロッジで朝食を取り歩き出すと、樹林の間から 6000m級のクスムカングル峯が見えてきた。ガイドは高倉健なみの いいおとこ。 アンツェリン 今夜の宿泊 パクディンのロッジには AM11:30着 |
2013/4/25
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AM7:30発 街道沿いは、シャクナゲの花が咲き、乾期でパサパサの道を和ませる。 しばらくすると涸沢岳に似たタムセルク峯(6608m)が見えてきた。国立公園入口では、入園料3000ルピー支払う。3ケ所ほどの関所でそれぞれ支払う。ドゥードコシ川にかかる吊り橋を渡るときはあまりの谷の深さにチビリそうになる。吊り橋は合計5ヶ所もあり、この日はロバの運搬屋が多く、橋のたもとで待機が多く、ナムチェにはPM3:00(3440m)着 |
2013/4/26
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AM7:30 発 朝日に光るコンデリ峯(6000m級)が目の前に立ちふさがる。 今日は休養日か? AM11:10 キャンズマ(3550m)着。時間たっぷりあるので昼食後、クムジュン村(3800m)まで散歩。ヤッター! 富士山より高いところまで登った。私は消化の良い物、そこそこ食べられたが、輝男は出発前の胆石手術の影響か、食が進まない様子だ。アマダブラム峯が異常に大きい。母の首飾り、と言う意味。 |
2013/4/27
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AM7:40 発 吊り橋まで400m下り、タンボチェ(3860m)まで600㍍の急登2時間10分。しゃくなげトンネルの登りは、暑くて苦しかったが、突然、僧門が現れ、ホットした。 ここからエベレストの頭が見え、感激! ここは草原で暖かく、ロッジも清潔で気持ちがよい。クーンブ地方最大の寺院だそうだ。持ってきた お餅と祈祷料1000Rs 鍵を開けてもらって奉納。デボチェに 12:00着 |
2013/4/28
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AM7:30 発 今日はいよいよ 4000mを越す日で、行動時間も長い。 パンボチェも過ぎ、ベリチェとの分岐で、川もイムジャコーラと名が変わる。13:00ディンボチェ(4410m)着。 アマダブラム峯(6856m)の真横、真下! PM14:20からチョルテン(旗)のある4600mの丘まで散歩。少々呼吸が荒くて寒い。 夕食後、パルオキシメーターで計った酸素は私は71、輝男は脈拍102と出たので、ガイドに酸素ボンベ吸うように言われ、1時間づつ吸入したが 寒くて寝られず気が弱くなり、明日は、4800mまで到達だが 歩けないのではと不安であった。 |
2013/4/29
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早出 AM6:30 発 歩き始めからチュクン方面はガイドブックの写真通り大草原のイメージで、改めて大きい、すばらしい、の一言! 写真を撮りながらゆっくり登っていった。とうとう、アマダブラムの真後ろまで歩いてきたんだ! アマダブラムの後ろ姿は、氷河とヒマラヤひだ で怖いような姿だ!正面はヌプツェ、ローツェ、アイランドピーク、マカルー、ロブツェ、チュクンリ等大パノラマであった。 ピークを踏む山行ではなかったが、此所まで来れた事に満足。 昼食では、ガイド、ポーター4人で、コーラ、コーヒーで乾杯。 PM14:00 デインボチェのロッジに帰り着く。 |
2013/4/30
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AM7:30 発 今日から往路を戻る。タンボチェ寺院の隣のロッジ泊 このロッジでは、三浦雄一郎ファンクラブのメンバー10人ほどがBCまで、激励に行くとの事。私達の言葉も託した。 |
2013
5/1〜7 |
復路となると、ルートを思い出しながら、登りも下りも苦にならない。 4日にカトマンズへ戻れ、ボダナート見学、パシュパテナート見学、ガンジーデパートで買い物。カトマンズのJUKIエージェントへ行き、2社の縫製工場視察。(此所は土曜日が休日) 輝男も私も登山歴、細く、長く50年近くなる。最初で最後のヒマラヤ行きでしょう。 よく頑張ったと思います。 (富士子 記2013年5月18日) |