機能としてはPunto Expertまでのすべてを含みながら、実際に刺しゅうしたような画像を作成する3Dプレビュー機能も持っており、レーヨン糸で縫ったかのようなマットな仕上がりのPICTフォーマットなどにして出力することが可能です。 これによりユーザーは刺しゅうデータベースを準備することもできる上、3Dイメージを生地背景にのせてカラープリンター等で出力も可能となります。さらに単に縫ったイメージを実現するだけではなく、ランニング設定の中にアップリケ要素を挿入するだけで、アップリケ適用部分だけさまざまな違う生地、スキャナーで読み込んだ生地画像を指定することも可能です。 ステッチをデザインする機能としては、タタミ/サテンへのモチーフの埋め込み、背景の埋め込み、タイルの埋め込み、自動下縫い、セクション分割、ちぢみ防止のためのオーバーラップ縫いなど、すべての項目について詳細な設定が可能となっています。 このハイエンド仕様のバージョンでは、そのデザイン作成能力はベクターライン(ベジェ曲線)に基づいており、世界中の刺しゅうソフトの中でも最も使いやすい操作性です。 ベクターラインの優秀性は、世界のパソコン業界のほとんどのデザインソフトで採用されているアウトライン作成システムというところからもおわかりいただけるかと思います。重要なパラメータ機能についてユーザーはいくつかの項目を設定するだけでPunto Designerは自動的にユーザーの要求に合わせたかたちで実現します。
バージョン4より付加されたステイル効果、フォント作成機能や変形効果、新しいモノグラムツール、文字とパスとの連結効果、新規に製作された20種類以上の新しいフォントが標準で装備され、99回までできるアンドゥ/リドゥ効果、とりわけオートトレース機能やアドビのイラストレータをはじめとするグラフィック系ソフトドロー系ソフトとの高度な互換性や、製作時間を短縮するための様々なパレット(レイヤー、カラー、特殊機能等)、ドラッグアンドドロップサポートが用意されており、生産的なワークフローを実現します。