この初期型のKCT-001モデルはブラザーPR-680W/1050Xシリーズでのみリリースに限定しています。
スズキマシンの「エアクランプ枠」は、名前刺繍用に、刺しゅう枠にはめにくい/はめられない生地を刺しゅうする目的で開発しました。
適合刺しゅう機は、トヨタ、ブラザー、バルダン、タジマと、どのような刺しゅう機にも取り付くように自社で製作しています。
この機種の構造は、枠がナナメに上がるのですが、小型機向けか防寒着対応が多いところです。
枠はめ時間/手間がどれだけ時間を無駄にしているのでしょう?
難しい素材は仕方ないとしても、1着につき少なくとも7-8秒+バラツキは掛かります。
名前の刺繍で4頭分利用していたら、8時間で約192枚、一日に22分24秒、一年に300日やっていたとしたら112時間も、付帯作業である枠はめに時間を掛けています。
10年間パートさんに頼んだら、112万円です。
かかる経費も大きいながら、112時間他の仕事ができなかったロスの方が大きいかもしれません。
準備の手間が掛かる場合に最も導入価値があります。ある程度のふところを用意していますので、奥行きのある生地を刺しゅうすることもできます。
(1)枠はめ時間、位置あわせの最大短縮
(2)生地に跡がつかない(負担がかからない)
(3)誰がやっても同じ品質での枠はめ
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