キャンバスジャパン-2008・報告 (in Japan Shop)
会期: 2008年3月4〜7日
会場: 東京ビッグサイト 東3.5.6ホール
主催: 日経新聞社
来場者数: 3/4・31,065人
      3/5・39,270人
      3/6・42,211人
      3/7・41,957人・計154,503人
近年のインクジェット/UV出力機の生産性向上には、すごいものがあります。
もう数年前の機械よりも高品質で吹く速度も速く、ウェルダーやミシン等の内製化が加速度的に進んでいます。
今回は、例年の「Japan Shop」の一部である建築建材展で、特設の「キャンバスジャパン2008」としての会場へ出展しました。
今回スズキでは業界で密接な関係のある、(株)サンケイコーポレーション大一帆布(株)さま(株)ヤマテンさまゴトー工業(株)さまの5社連合で島を作り、サイン系二次加工設備一式を展示、サンプル作りと配布を行いました。


出展内容の文書説明はこちらへ・・・
中央にはタワーを設置、会場のどこから見ても場所がわかるようになっています。

前後左右は、太陽工業さまを始めクラレ、泉(東レ)、テンパル、カンボウプラスを始めほかそうそうたる出展社が多く、緊張してきます。

今回の出展設備は下記の通りです。
 1.自走型熱板溶着機「トライアド」「スペック・巾継ぎ仕様」「スペック・周辺加工仕様」
 2.トライアド・ケダー専用仕様
 3.ハイブリッド高周波ウェルダー「YTO-5」
 4.原反自動検尺裁断機「リミットカッター」
 5.全自動ハトメ打ち機「元木・MEW-18」
 6.手動ハトメカシメ機「うさぎ・大」
 7.自動ベルトR型溶断カッター「SCM-80HR」
 8.自走式高周波ウェルダー「ZL-3000T」
 9.ほかハンド型ヒートカッター超音波カッター

特に原反をデジタル設定で全自動でカットする「リミットカッター」はマイナーチェンジ後初のお目見えとなりました。
向かって手前が原反を自動的にカットする「リミットカッター」、奥にある長いのが自走式高周波ウェルダー「ZL-3000T」。

日頃多くのお客様が加工されている内容でもデモとなりましたが、出力したメディアがセットしてあるとお客様によく見て頂けました。

サインの絵合わせは、汎用高周波ウェルダーでやっても非常に気を使う作業になりますが、自走式高周波ウェルダーであれば、メディアを事前にテーブル上に完全固定/エアバキュームしますので、簡単に溶着が可能です。
リミットカッターは、メディアをカットするという、ややもすると、シーム/溶着/ミシン加工よりも多くの時間を投入せざるを得ない工程の、大幅改善に必ずやお役に立つでしょう。

多くのお客様が、地面に敷いて、靴を脱いで長い金尺を手に持って、立ったりしゃがんだりしながらカットしています。
一日1時間カットをしているとすると、年間約250時間、月給の1.5ヶ月分に相当します。2名でやっていたら、会社として3ヶ月の負担となっていますが、自働化することで後日十数年にわたってこの費用を丸ごと利益とすることが可能です。
自走式熱板溶着機「スペック・周辺加工仕様」。
メディアは床面に敷いたまま、機械が自走して、ずれないように溶着します。
金型がメディアのインク面に直接あたるため、近年のUVインクには非常に相性よく溶着が可能です。
ジッパーや四角い箱の底蓋などの溶着も可能で、メディアは、多めに重ねておくと自分でより分けて正確に溶着を行います。

なにより、メディアを床に敷くので、傷が付きにくいところがありがたいです。
ご来場有り難うございました。
次回はテントシート/サイン付加価値展にて、よろしくお願いいたします。

お問い合わせは信頼と実績のスズキマシン リエンジニアリング(株)溶着システムグループへ・・・
東京都江東区三好 2-16-4 T:03-3641-5485 F:03-3630-5251
岩手県奥州市水沢区山崎町 9-12 T:0197-24-6563 F:0197-23-6537
大阪府箕面市外院2-15-1-507 T/F: 06-7165-1914