膜類加工用 機械販売・各種フィルム/繊維製品向け溶断設備製作・工業用刺しゅうシステム・改造・電気回路設計
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サインアンドディスプレーショー2012・報告
2012入り口と展示ブース。コンセプト「24時間営業でも後加工を精鋭一名で!」
サイン&ディスプレーショー2012も11回目の出展となります。
業界唯一サイン・テントシート専門の定番として今回も、サインに特化したオールインワンの後加工設備をシステム提案致します。
今回の展示会も目玉が見えにくいところですが、よく見ると明らかに流れがあるようです。既存サインの高精度・安定化以外に、不特定多数の視線の方向を引き寄せるための様々な探求が進んでおり、まぶしい展示物でした。今回も独断と偏見で目玉をあえて取り上げてみると今年は、
省エネ・メンテナンス労力軽減のためのLED」「進化したUV出力」ではないかと思います。
面LED」は、立体加工のできる高天のPライトがシートとしてはメジャーなところでしたが、内照FFの縁取りにLEDを直接外部に貼り付けて、さらなる視線の引き寄せに使おうという用途開発(9000ルクスとか)が見受けられます。色を付けたりホース上になっていたり、それがまた曲げて何かの形になっていたり、ネオンサインの領域に入りそうな勢いです。
進化したUV出力」あいまいな表現ですが、既存大手6社以外に富士フイルムの本格参入、ルキオの欧州標準機「スイスQプリント」など脱溶材系は進んできているようです。あわせてメディアの種類は相変わらず増えており、個人的には品質の良いメディアが普及してきているように感じます。
搭載できるインクの種類自体も広がってきており、用途提案的にもうまく組み合わせを考えておかないと訳がわからなくなりそうです。
ほかNCルーターとレーザー加工機が前回以上に多数の展示、二次元出力以外の要素も広がりを見せており、特にレーザーによる根付け加工マーケットはまだ埋没している部分が多そうです。

UV化は、後加工工程から見ると傷にけっこう気を使います。ここのところ脱溶材系の流れなので、例のにおいのしない展示会になってきました。
自走式熱コテ溶着機
トライアド

今回はサイン仕様としてのリリース、フチつぶしとロープ入れ、幅継ぎ仕様。
熱コテでメディアの裏側だけを溶かして溶着しますので、出力した面に溶着した跡が見えないのが特長です。
また高周波と違い、ノイズを出さず、普段はしまって置けるコンパクト型です。

慣れていない作業者でも簡単に縁つぶし溶着が可能で、特に作業スペースの少ないお客様には最適です。

特に一人での作業ができるのが最大の特徴です。

高周波ハイブリッドウェルダー
「YTO-5」

絵合わせの突き合わせ溶着も一人でできるご提案をしました。
様々なサンプル製作を致しました。
最近は5mもの等の出力単価が下がったせいかFFの突き合わせ溶着も少なくなってきているようですが、短納期で忙しい我々の業界としては、こういった一人で作業できる機械は重宝です。
多品種少量は相変わらずですが、タペの一枚や二枚のために加工屋さんに持参していては、こちらもあちらも仕事になりません。

細かいものは、社内で製作する傾向があります。ランニングコストは電気代だけになります。

だれでも、原反をごろんと乗せれば、簡単にぶつ切りにできる機械です。
スリッター屋さんでカットする時間が無い、色々やっているので微妙な長さの原反がいっぱい余っている、コスト削減で長い原反で仕入れしたいなどの時に最適です。

自走式高周波ウェルダー
「ZL-3000T」

FFシームのベストセラー。
絵合わせ溶着(突き合わせ・FF用)の精度は他機種の追従を許しません。1mmのズレもなく安定した加工が可能です。またコストパフォーマンスでも優れており、永もの加工時に使いたいプロの道具です。

ご興味の方は、まずデモを一度ご覧下さい!

全自動ハトメ打ち機
「MEW-18 #28」

ハトメアイレットを全自動で、穴あけ、ハトメ供給、カシメを1秒で行う業界標準機。#23番のように小さいハトメから#32番、また鬼ハトメを打つことができます。

今回の展示会では#28のハトメ仕様(外径23、内径12mm)で出展しました。
オーバーホールまで含めた万全のアフターフォローも保証しています。

全般的に今回はまぶしい展示会でした。歩行者の視線を解析するというブースもあり、LEDの性質性能・品質以外にも用途提案次第でサインの方向性も変わっていきそうです。一番最後の写真は、ビックサイトで今回販売されていたアニメ系のドリンクですが、サインの基本はあくまでデザインが基本と考えます。
つい、見てしまう・・・そんな自然に心に訴えるような要素はとの融合は今後も変わらないでしょう。
この度はご来場ありがとうございました!次回は2013年9月になります。
次回も、きっと生産工程改善にお役に立てる設備を出展致しますのでよろしくお願いいたします。

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