膜類加工用設備販売・各種フィルム/繊維製品向け溶断設備製作・工業用刺しゅうシステム・改造・電気回路設計
サイトマップ
ブラザー型 超音波ウェルダー
 
この業界でもっとも多く使用されている通称「超音波ミシン」。連続溶着できる特殊ウェルダーです。
過去には250W、350Wなど小型の職業用ミシン型、幅継ぎ用のZ型、デジタル制御モデルなどもありましたが、現在はアナログ仕様、500Wモデルのみ準備されています。

ワークに表面から直接振動をかけますので、表面だけ溶けて中がついていない場合もあり、溶着作業よりむしろ溶かして切る溶断に使用されることが多いようです。
ワークを補助的に引っ張ってくれる先引きプーラーがついているモデルもあり、金型ローラーを替えることで、溶着から溶断まで自在に変更できます。
インテリア業界では古くから自動裁断機で超音波ほつれ止めカットを採用していますが、近年では飾り模様としての認知が高まってきました。

ポン地やポリエステル基布、不織布、PEシートなど、熱可塑性素材が織りになっている素材や樹脂そのものの加工に強く、ターポリンやFFシートその他芯が入っていないシートでは溶けすぎる特徴がありますが、それを補ってあまりある汎用性を持った連続溶着が可能です。
デモ機がスズキの東京本社にありますので、サンプル製作のご相談をお待ちしております。


加工ローラー
加工ローラーは、アナログ仕様の場合は48mmまで作れます。
過去モデルでは23mmというモデルもありましたので、加工ローラーのお問い合わせの合いは精確な機種名をお知らせ下さい。
模様/金型形状は、エンドレス模様でないと安定的品質を維持できませんので、お考えの形状がありましたら事前にご相談いただければと思います。
加工ローラー模様一例
土台の改造は必要ですが、固定型にしてプッシュにするとまた違った形状のデザインも自由自在となります。
超音波設備は他の溶着設備と違い導入手続きも少ないのですが、溶着強度、溶着手法、生地等の影響をシビアにうける設備ですので、導入をお考えの場合各種実績を持つスズキマシン リエンジニアリング(株)までサンプル製作を指示下さい。
またワークがあばれたりすることが多いので超音波ミシン用アタッチメント、振動を受け付けないテープアタッチメントなどを準備しています。

もっとも適した組み合わせを探る必要があります。