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膜類加工用設備販売・各種フィルム/繊維製品向け溶断設備製作・工業用刺しゅうシステム・改造・電気回路設計
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【二次加工生産システムの一貫化のご提案】 |
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基本的に内部で製品をみな加工、生産されているお客様向けの内容です。
高周波ウェルダーと2本針ミシン、ハトメ打ち機があれば、いかなお客様の要望でもほぼ満たすことが可能です。ただし実際に生産していくと、さまざまなところに改善できそうなポイント、生産性にまつわる疑問が浮上してきます。
それは生産性のさらなる向上、即応性と品質の維持、他社よりどう原価を下げて安い単価でも利益が出る仕組みを作るかにつながってきます。
まず高周波ウェルダー加工はもっと早くならないか、気を遣わないで済まないか、そしてミシン加工工程での付帯作業、生地を丸めたり傷が付いたり、生地の運搬の問題もあり、インク出力機であれば外注/内製問わず機械のくせや含侵の問題、シビアな生地裁断工程など、けっこう山積しています。
お客様により事情が異なるので細かいところは省きますが、もし他社が知らないような設備で効果のあるものがあれば積極的に検証し、導入する必要があるでしょう。
ここではスズキがお役に合ってきた産業資材業界、大型テントシート業界、ゼネコン関係で使用されている専門のニッチ設備の中から効果のあるものを挙げだしてみました。加工の面で品質を保持しながら、売上が下がっても利益を拡大できるような設備は確かにあります。
それらは工程によって使い分けることで、その効果をより大きなものにすることができます。
スズキではテントシート/サインで培った一貫したシステムでのご提案と、一貫したアフターフォローを展開しています。
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競合他社より原価を下げて利益を増やす溶着機・・・ |
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設備
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イメージ
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必要な副資材
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説明
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1
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高周波
ウェルダー
深いふところ
400mm
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金型各種
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サイン市場のシーム工程から派生してきたフトコロの広い高周波ウェルダー。補助台を使用すると原反をおおざっぱに丸めたままウェルダー工程に入れます。
仕様にもよりますが本体550万円ぐらい。
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2
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熱板式
溶着機
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テフロンベルト
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ぶんちん型の熱板で、連続送り式でじっくり低温加熱しながら生地を溶着、完成品質の良い溶着機です。
長物に特化しており小回りは全然利きませんが、テント倉庫からLDPE・サインまで抜群の性能を誇ります。
溶着後に生地を水冷していくのでシワや金型の跡がほとんど出ません。
仕様によりますが500万円程度から。 |
3
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高周波
ウェルダー
金型
1000mm
出力15kw
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金型
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15kwの強力な出力と1200mmの大型の金型で生産性を大きく拡大します。
出力が大きいため溶着時間も少なくて済み、他の長物専用溶着設備と大差ありません。
仕様によりますが1000万円程度から。寿命も長く、すでに慣れた溶着方式のため社内で新しい技術を導入する必要なく即最前線で活躍できます。
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4
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熱コテ式
自走型
溶着機
トライアド
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なし
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溶着機が自走するので、重い生地を敷きっぱなしで加工できるので、折れ傷や擦り傷が発生しません。女性でも可能です。
生地同士の巾継ぎ、縁加工向け。ロープ入れオプションで折り目の際までしっかり溶着できます。大手テントシート屋さん等でテント倉庫などの長物に実績が多数あります。
サンブレラ/キャンテリアなどの生地向けにもアクリルテープ溶着アタッチメントもあり、生産性は汎用型高周波ウェルダーの2倍はあります。
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競合他社より原価を下げて利益を増やすミシンとオプション・・・ |
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設備
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イメージ
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必要な副資材
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説明
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1
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ロングアーム
ミシン
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白/黒糸、透明糸
針ボビン、 |
実売90万円程度から。スーパーロングアーム(ふところ750mm)だと140万円以上(主に木のテーブルが高いです)。
フトコロが広いので生地を丸めたり挿入するときに気を遣わず作業できます。ただし長すぎると作業性が落ちます。
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2
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コロ付き
補助台
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なし
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補助台は、いかようにも作成できます。
コロの巾、埋め込みの度合い、エアを吹き出して生地を浮かせるエアテーブルも準備しています。15万円程度から。
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3
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先引き
ローラー
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なし
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ミシンの後方で、誰かに生地を引っ張ってもらっているのと同様の効果があります。直進性がまし、限度はありますが重たい生地でも縫い詰まりすることがありません。
スズキでは上下から駆動するローラーをつけたり、片面だけのフリーにしたり、40mmローラーが上昇加工するオリジナルモデルを準備しています。17万円程度から30万円ぐらい。
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他にもさまざまなオプションがあります。詳しくはスズキにお問い合わせ下さい。
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競合他社より原価を下げて利益を増やす設備とオプション・・・ |
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裁断に関わるムダ、付帯作業が一番多く、これまでじわじわとじっくり製造原価を押し上げてきてきました。
給料が1万円だった昔と同じやり方で裁断しているということは、利益体質をかなり圧迫していることになります。
1年間で省ける原価、5年間で省ける原価は、相当なものがあります。
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設備
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イメージ
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必要な副資材
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説明
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1
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リミット
カッター
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替え刃
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原反を下にセットして、寸法と枚数をセットすると自動的に検尺して横裁断してくれます。オプションで縦裁断、ポイントマーキング、縦線引き、横線引きします。
生地を手で伸ばして、金尺を当てて手で切って、ポイントを打って、線引きを何本か打つ時間に対し、リミットカッターでは1/10の時間で作業します。
2名の社員が1日60分、採寸カットしていたとすると、年間30000分・500時間かかっていることになります。裁断をやっていなければ他の作業で稼げる利益などを見込んで控えめに時給2000円とすると100万円、埋没コストがあると思っていいでしょう。
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2
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原反
輪切り
スリッター
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替え刃
シリコン
エア
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何種類かありますが230万円前後。
原反を輪切りにします。ターポリンから始まってFFシート、ラミネートフィルムまで自在にカットが可能です。
リミットカッターのように裁断にまつわる費用が低減できることで、大きな利益を留保できるようになります。
スリッターは、誰がやっても素早く同じ品質で、原反のぶつ切りができます。
原反のムダな仕入れも、相当金額分抑えることができます。
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3
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埋め込み
レール式
丸刃
カッター
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替え刃
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自動機使うほど切りまくらないよ、とか、1品物ばかりで自動機のメリットが最大限生かし切れないいうお客様に最適です。
延反台などに取り付けたり、台に埋め込んだりして、丸刃カッターがレール上を直線で動いて生地を裁断します。
手延べ棒のようなもので丸刃裁断機を手で押してカットするモデルから自動で生地を長板でクランプして自走カットするモデルまでスペックは多数。
完全な直線カットが可能です。 |
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《 解 説 》
このレベルになると、生産性と、人的な製造原価の低減と両輪で考える必要があります。
今の利益も絶対に維持しながら、来年/再来年/5年後/10年後の利益を継続的に拡大するという方向性だけは、しっかりと見据えながら計画する必要があります。
このレベルでは「生産のための機械」という物は、ないところから利益を生み出す物でなくては、意味がありません。
生産活動は、車の燃費そのものです。
1リットル3キロしか走らない昔のシルビアやセンチュリーみたいな車と、マニュアルの軽自動車やプリウスのように1リッター30キロ走る車と、会社のために自分のお金を支払う立場だったら、どちらを選びましょう?
なにもしなくても販売価格が低下し、人件費は上がります。
それであれば原価を下げるしかありません。
その方策は、仕入れ代金や人件費の低減よりむしろ、日々の活動のコストでなくては発展性がありません。
「がんばれ、早く作業しろ」といっても、人間の早さは産まれながらに決まっています。
早い人は勝手に早いし、遅い人は遅い(確認しながらの丁寧さ加減)、それは良い悪いではありません。
もちろん人間に楽をさせるべき、というわけではありませんが、利益を生む作業に精鋭を集中投入し、利益を生まない付帯作業(生地の裁断や加工前の微調整セットなど)を極限まで圧縮し、利益を留保したいところです。
そういう一番高い「人件費」を施工や検品など他の工程で使い、利益を生まない裁断などの工程は、できる限り低減、圧縮、そして安定的、機械的にこなすことが肝要だとスズキでは考えます。
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